(2015/3/30-17:12)
陸上のテキサス・リレー男子100メートルで、3.3メートルの追い風参考記録ながら9秒87で優勝した桐生祥秀(東洋大)が30日、成田空港着の航空機で帰国し、「9秒台を体感できてよかった。次はちゃんと公認の9秒台を出してみたい」と喜びを語った。
タイムだけでなく、9秒台の記録を持つスプリンターを抑えて優勝できたことに喜びもひとしおの様子。「自分より大きい海外の人たちに勝てたのが一番の自信になった。前半の加速がうまくいって、後半につなげられた」と充実感を漂わせた。
次のレースは、2年前に日本歴代2位の10秒01をマークした織田幹雄記念国際(4月18、19日、広島)。「また土台づくりをしていって、日本でもう一度出したい」と目を輝かせた。
[時事通信社]