(2015/6/14-8:57)
スタート前にこの日一番の歓声を浴び、おなじみの弓を引くポーズを見せたボルト。だが、レース後の表情はさえなかった。
カーブでスピードに乗れず、最後の直線では左側に競る選手がいるのをちらりと見ると、「力を入れ直して」何とか100分の3秒差でトップ。20秒29の平凡なタイムに、「これまでで最悪のレースの一つ。練習ではいい感じだったので、何が起きたのか分からない」と首をかしげた。
200メートルで4連覇を目指す世界選手権(北京)に向けては、「心配はしていない。解決策は見つかるはず」といつも通りの強気を見せた。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]