(2015/4/25-15:41)
陸上男子100メートルで9秒58の世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)は雑誌「ランナーズ・ワールド」のインタビューで、タイソン・ゲイ(米国)がドーピング違反で受けた出場停止処分が軽減されたことについて、「最もばかげたこと」と批判した。ロイター通信などが24日伝えた。
100メートルで歴代2位の9秒69の記録を持つゲイは、2013年にステロイドの陽性反応を示したが、調査に協力的だったとして、米国反ドーピング機関から出場停止期間を本来の2年から1年に軽減され、昨年7月に復帰した。
ボルトは「とても憤慨した。いんちきをしたら、競技から追放されるというメッセージを送るべきだ」と主張した。
(時事)
[時事通信社]