(2015/5/10-19:28)
女子200メートルの福島が23秒11の好タイムで、世界選手権の参加標準記録(23秒20)を突破した。得意のスタートでスピードに乗り、優勝したジャマイカのフェイシーらを追って直線でも粘った。「前半は頑張らなくても進んでいる感じがあった。あとは後半ですね」。好感触を口にした。
100メートルで11秒21、200メートルで22秒89の日本記録を樹立したのは5年前。その後はけがなどで低迷が続いたが、今年はシーズン開幕前の冬季練習で「例年になく順調にできた」との手応えを得ていた。「今は競技に100%向き合えているので、いい傾向です。晴れ晴れしています」。8月の世界選手権に向けて上昇気流に乗れるか。
[時事通信社]