(2015/5/27-18:55)
日本陸連は27日、東京都内で理事会を開き、来年のリオデジャネイロ五輪に向けたマラソンのナショナルチーム(NT)の編成方針を承認した。これまではNTの選手が五輪代表選考会で日本人3位以内に入れば、優先的に選考するとしていた。しかし2015年度は優位性をなくし、NT以外の選手と区別なく代表を選ぶことにした。
NTは男女各10人程度で、世界選手権(8月、北京)代表や昨年のアジア大会で3位以内の者、標準記録(男子2時間9分30秒、女子2時間27分0秒)を満たした者らを基準に選抜。暑熱対策や体調管理に関して、医科学スタッフによるサポートを受けられる。今年度のメンバーは6月中に発表される見通し。
[時事通信社]